Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

就職先は、子供のころから身近な農業の世界へ

当社に就職しようと思ったのは、求人票を見つけたことがきっかけです。

常陸大宮市を含め近隣地域の求人票が高校にたくさん届いていたのですが、社名を見ても「就職したい！」という決定的な気持ちは湧きませんでした。

悩んでいた私に「まずは職種を絞った方が良い」と担任の先生がアドバイスをくれました。実家が米農家で、私自身も興味があった農業関係に絞って仕事を探したところ、当社の求人を発見。偶然にも知人が働いており、仕事内容や社内の雰囲気など気になることを事前に質問できたことで、不安が解消されました。

子供のころから実家の農作業を手伝っていたので、農業の楽しさや大変さも私なりに理解していました。農業という仕事へのイメージも持てていたので、スムーズに入社を決意できたのだと思います。

毎日の仕事について

繊細な野菜苗を観察し育てる重要な仕事

栽培課で園芸職として栽培管理業務を担当しています。

茨城農場では、メーカーや生産者に提供する野菜苗をビニールハウスで栽培。入社したてのころは、膨大な数の野菜苗を管理しなければならないことに驚きを隠せませんでした。

1日のうち、午前は水やりと湿度や温度の管理を、午後は農薬散布、培土や肥料作成などの作業に従事しています。

とても繊細な野菜苗の管理技術が問われる、重要な仕事です。野菜苗の育ちが悪いときは、自分一人で解決しようとせず、先輩に管理方法を相談し、アドバイスをもらってから、作業するよう心掛けています。

分からないことは積極的に質問し、一つひとつ着実に仕事を覚えていきました。

仕事とプライベートのバランス

休みが取りやすい閑散期を中心に、自分の時間を楽しむ

勤務体制は、1か月ごとに出されるシフトに基づいています。

仕事柄、1年の中で繁忙期と閑散期があり、休みが取りやすい閑散期は、プライベートを優先し、趣味の釣りに出かけたり、自宅でゲームをしたりして楽しい時間を過ごしています。

そのほか、学生時代に比べて、趣味にお金を使うなど満足のいく生活ができているのもうれしいです。一緒に働く先輩方が、仕事とプライベートを両立している姿を見ているので、将来自分にとって大きなイベントを迎えた際は、不安なく安心して両立できると思います。

これからの仕事への意気込み

仕事の幅を広げ、後輩にとって頼れる先輩になる

園芸職は、野菜苗一つひとつを丁寧に観察しながら、品質の良いものを育て、メーカーや生産者に届ける細やかな仕事。短期間で目に見える成果を感じられるタイプの仕事ではないからこそ、頼れる先輩方のおかげで仕事を続けてこられました。

仕事において悩みがあると、先輩を頼って、教えてもらうことが多いです。

また、近いうちに現場で使用するフォークリフトの免許を取得予定です。先輩方は、基本的に免許を持っており、免許があることで、作業の幅も広がると感じています。

当社は毎年新入社員が入社するので、後輩にとって、いつでも頼りがいのある先輩になれるように、これからも努力していきたいです。

後輩たちへのメッセージ

失敗しても挑戦を続けることで見える世界

就職活動は初めてのことばかりで、何をしたらいいのか分からず不安になって当然だと思います。それでも、もし気になる企業を見つけたら積極的にどんどん行動して挑戦してほしいです。

たとえ、就職活動が上手くいかなくても、失敗した原因をきちんと突き止めて次に生かせれば、皆さんの成長につながると思います。そのほかにも、仕事を探す段階で、興味を持てるか、積極的に取り組める仕事か、真剣に向き合える職種であるか、などを基準に、じっくり考えてみると良いと思います。

その上で選んだ仕事であれば、失敗しても自分なりに改善し、先輩とも切磋琢磨しながら、目の前の目標に向かって一歩ずつ進んでいけると思います。

（ベルグアース株式会社 茨城農場）