Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

長く続けられる もの作りの職場を求めて

土日が休みで、体を労わりながら製造業が続けられると思ったのが、入社の決め手です。

長く勤められる職場を探す中で、先に入社していた友人からのすすめもあり、入社しました。特に魅力的だと思ったのは、自分でプログラムを組んで加工作業を行えるという点です。

もの作りに関わる仕事がしたいと思っていた私にとって、金属加工を一から行う今の業務には非常にやりがいを感じています。また、前職と比べて、技術的な不明点を先輩社員に相談できる環境にも惹かれました。

実際に、入社後は細かく作業方法を教えてもらうことも多く、コミュニケーションがとれていることで、自分自身の技術の向上につながっていると思います。

毎日の仕事について

納期に合わせて、自分で判断して作業できる

私の担当業務は、電気機器に使用される金属部品の加工。

加工用機械のプログラミングと操作、できあがった製品の確認などを行っています。削り方など加工プログラムは、製品の規格に従って、自分で加工方法を選択し作成することが出来ます。

納期に合わせて、各製品を仕上げるタイミングなどを調整するなど、効率的に作業できるように自分で考えて作業しています。

覚えることが多いので、先輩社員から教わったことは、細かくノートに書き写し、確実に技術を身につけられるようにしました。

一度先輩社員に聞いたことは自分で解決できるように、作業中もノートをそばに置いて、分からない時は見返しています。

仕事とプライベートのバランス

自分に合った働き方が見つかった

有給休暇については、会社から積極的に取得するようにと言われていることもあり、休みやすい環境が整っています。

また、土日は基本的に休みで、年末年始やゴールデンウィークもまとまった休みが設けられています。

転職前の職場では、休みが取りづらく生活リズムが乱れて、気が付けば自分でも驚くほど疲れてしまっていました。現在は、規則正しい生活を送れるようになり、しっかり体を休めてリフレッシュできています。

人によるとは思うのですが、私の場合は昼間帯の固定制での勤務が体に合っていたのだと思います。また、フォークリフト免許などの資格を取る際には、そのための時間を確保して業務スケジュールを組めるなど、スキルアップのための配慮もあります。

これからの仕事への意気込み

機械と向き合う仕事ながら、社員同士の連帯感が心地良い

一通りの作業は任せてもらえるようになったので、これからはさらに複雑な加工にも対応できるようになりたいです。

そのために、切削工具の選定に関する知識も増やしていきたいですし、込み入ったプログラムにも挑戦していきたいと思っています。

まだ経験が浅い分、困ったときは先輩社員を頼りながら日々技術を磨いています。

そして、入社して一番良かったと思うのは、みんなで仕事をしている一体感が感じられるところ。機械と向き合って自分のペースで仕事ができる一方で、分からないことは相談できる先輩社員がいるので、孤独ではありません。

このバランスが私には非常に心地が良く、仕事全体のモチベーションにつながっています。

後輩たちへのメッセージ

勤務形態などをよく調べ、無理せず働ける場所を探す

就職に明確なイメージや希望がない時には、給与面で入社を決めてしまう場合もあると思います。

私も高校を卒業した当初は、体力的に自分にできるか不安でしたが、給与に惹かれて前職を選びました。やりたい仕事内容であれば問題ないのですが、私の場合は強いこだわりがなかったので、気力も体力もすり減らしてしまいました。

そのため、やりたいことが漠然としている人こそ、勤務形態や職場環境などをよく調べること。

不安を抱えたまま勢いで背伸びをした就職をせずに、これなら確実に自分でもできそうだと思えるような仕事を探すことをおすすめします。居心地が良く、長く続けられる職場を見つける意識で、自分に合った就職先を探してみてください。

（伊東電機株式会社 茨城工場）