Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

通いやすさを最優先に選んだことが、満足度につながった

同じ高校の卒業生が就職しているという話を学校の先生から聞き、当社に興味を持ちました。そして、高校3年生の時に実際に工場見学をさせてもらい、入社を志望。

実は、当時はあまり就職に対して具体的なイメージを持てていませんでしたが、実家からの通いやすさという、自分が一番重視していた条件については、軸がぶれないように就職先を探していました。

そのおかげで、今でも通勤時間がストレスになっていませんし、家族と過ごす時間も確保できています。結果として自分の生活スタイルが維持できているので、就職後も充実感を感じています。

私の場合は、通いやすさを最優先にしたことが、仕事を続けられている理由の一つになっています。

毎日の仕事について

大型の樹脂成型機の間を動き回る、アクティブな製造現場

主な業務は、機械からできあがった製品を取り出し、品質や規格を確認しながら梱包作業を行うという流れで進行します。その合間に、樹脂の補充や機械のトラブルの対応といった作業を並行して実施。

樹脂の成型用機械は非常に大型なので、できあがった製品を回収する場所同士が離れていることもあります。そのため、機械と機械の間を行ったり来たり動き回ることになるので、体を動かす場面も多いです。

入社当初は、慣れない作業に疲れたり、一生懸命やっているつもりなのに上手くできなかったりして、落ち込むこともありました。私の場合は、あまり深刻に考えすぎずに、とにかく続けてやってみることで、技術も身につき、楽しめるようになりました。

仕事とプライベートのバランス

社会人になり、仕事と遊びのどちらも存分に

シフト制で仕事が進む製造部では、必ず土日が休みになるわけではないですが、休みが重なった時には家族と遊びに出かけたり、ショッピングに行ったりするのが楽しみです。

就職して大きく変わったのは、自分で自由にお金を使えるようになったこと。社会人になってからは仕事に励む一方で、遊びの幅も増えたので、良いリフレッシュになっています。

車の免許を取得してから、同じ班の社員同士で、海へ釣りをしに行ったこともあります。また、シフト制だからこそ、急な休みでも調整してもらえます。例えば、欠員のあった班の前後の班に、少し多めに仕事を分担してもらい、作業量を調整。必要な休みは取りながらも製造計画に影響がないように、お互いに連携しています。

これからの仕事への意気込み

担当作業だけでなく、周りの業務もフォローできるように

次の作業工程の見通しを持ちながら、率先して周りの作業をフォローするというのは、先輩社員から引き継いだ考え。これからも、自分の担当だけでなく、周囲の作業状況まで把握できる広い視野を持つことを大切にしていきます。

加えて今後は、自分が主に扱っている機械以外でも、細かい機械の性質の違いを覚えていきたいと思っています。

具体的には、別の製品へ、製造が切り替わるタイミングでの調整作業も、より高精度になるよう技術を高めること。中でも、産業用資材の製造の場合は、非常に高い製品基準が求められます。

常に一定の厚みで、製品ごとに偏りがないようにする繊細な調整が必要になるため、今後も着実に経験を積んでいきます。

後輩たちへのメッセージ

まずは前向きに仕事と向き合ってみよう

入社当初は、先輩社員のみなさんと上手くやっていけるか不安がありました。

特に高校を卒業したばかりの私は、敬語も上手く使えず、周りの先輩社員に迷惑をかけてしまうことも。それでも先輩から丁寧に仕事を教えてもらい、少しずつ仕事を覚えていくことができました。

職場とは、仕事内容よりも、そこで働く人同士の雰囲気で、出来上がっていくものだと思います。

仕事ができるようになれば、周りの人からの評価も変わりますし、より自分が過ごしやすくなると感じました。最初は職場での人間関係も不安だと思いますが、自分自身が仕事に慣れるにつれて、関係性も必ず良くなります。

まずは、業務を覚えていけるように積極的に前向きに、仕事に関わろうという心構えが大切です。

（朝日樹脂工業株式会社 茨城工場）