Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

DIYやバイクのメンテナンスが好きで、自動車部品工場へ

学生時代からものづくりに興味があり、DIYで家具を作ったり、バイクのメンテナンスをしたりするのが得意でした。

そのため、製造業で、自宅から通える距離の地元企業を就職先として探していました。

入社を決めた理由は、高校の先生からのおすすめと、先に就職していた高校の先輩の存在。先輩から話を聞いたことで具体的に仕事内容がイメージできたのは大きなきっかけになりました。

4月に入社した後は、神奈川県横浜市の本社で研修を受けました。その後、ベトナムの現地工場を見学する海外研修を経て、茨城工場に配属。

新入社員への研修制度が充実しているおかげで、自分の担当業務をしっかり理解してから、実務に取りかかることができました。

毎日の仕事について

苦しいときも「諦めなければ、絶対にできるようになる」

私が所属している製造課は、工場の中でも一番規模が大きい部署。たくさんの人と関わりたいという気持ちがあって、配属を希望しました。

当社の製造課とは、組み立て担当のことです。各部署で作った材料を集めて、一つの製品に作り上げる作業なので、材料の仕組みや性質への知識が必須。初めのうちはミスも多く、私には向いていない仕事かもしれないと、気持ちが後ろ向きになることもありました。

しかし、先輩社員のサポートを受けながらじっくり仕事に向き合ううちに、乗り越えられました。入社したてのころは誰でも失敗するものだと思います。

うまくいかないときこそ、踏ん張って続けていけば、いつか絶対にできるようになる。私自身の経験から、後輩社員を励ますときに伝えていることです。

仕事とプライベートのバランス

週休三日のシフト制、休みは一気にリフレッシュ

製造課は4勤務3休という週休三日のシフト制。有給や冠婚葬祭での休みは取りやすく、私生活との両立もできています。

私にとって、私生活での息抜きはとても大切です。仕事で壁にぶつかって苦しいとき、支えになっているのが家族や仕事仲間、友人の存在。休みの日にはリフレッシュするために、友達とバイクで栃木県などの近隣の県まで行くのが趣味です。ときには社員同士で飲み会に行ったり、ツーリングに出かけたりすることもあります。

30代半ばの社員が多いので、年齢が近いということもあり、勤務時間外でも交流しやすいです。社員同士のコミュニケーションが多いことで、会社全体にざっくばらんに相談しやすい雰囲気ができあがっています。

これからの仕事への意気込み

誰でも間違えるからこそ、チームで支えるように

自動車部品は命に関わる精密機器。より精度の高い製品を作り続けていくために、2つのことを心がけています。

1つ目は、「製造のための機械の仕組みや製品への知識を日々アップデートしていくこと」。特に新製品が加わったときには、機械のオペレーションも変わり、新しく覚えることが増えます。これまでの経験と知識を生かしながら、いち早く作業工程を理解し、班員を引っ張っていけるように努めています。

2つ目は、「些細なことでも相談しやすい作業現場を目指すこと」。ミスは誰でも起こしてしまうことなので、カバーできる対応力の方が、より大事だと考えています。新入社員だったころ頼りにしていた先輩のように、なんでも相談される先輩社員になりたいです。

後輩たちへのメッセージ

自信がなくても大丈夫、失敗を恐れずチャレンジしよう

業界に馴染みがなくても、仕事を上手くやっていく自信がなくても、初めのうちは全く気に病むことはありません。

「とにかく失敗を恐れずにチャレンジすること」仕事は失敗を重ねて覚えていくものだと思って、前向きな姿勢で挑戦してほしいです。

失敗も含めて経験になっていくと思いますし、継続した積み重ねの中でこそ得られることもあります。元気にハキハキと積極的に仕事に取り組むのが、上達への近道だと思いますね。

間違いやミスをカバーするのが私たち先輩社員の役割。悩みや不安な気持ちは、相談できる相手に打ち明けてみてください。失敗は誰もが通る道なので、あまり思いつめず根気強く取り組んでみましょう。

（イリソ電子工業株式会社 茨城工場）