Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

工業高校で得た知識を、大好物のアイスクリーム製造に生かす

高校受験のときから就職を意識していたので、工業専門の高校に進学。食べることが好きで、特にお菓子やアイスクリームが大好物なので、食品関係の仕事に興味を持っていました。

当社を就職先に選んだ理由は、自分の興味と通勤のしやすさがマッチしたこと。入社後は4か月の研修を受け、当社のロングセラー商品「ジャイアントコーン」の製造ラインに配属されました。

研修のときは、製造の中の全てのラインで実務を経験して、工場の仕組みや会社について学びました。

私が担当するのは、アイスクリームやチョコレートをコーンに充填する充填工程。使用する機械の洗浄や部品交換などのメンテナンスも、業務に含まれます。高校で学んだ機械や工具に関する知識が生きていると感じています。

毎日の仕事について

円滑な生産のため、時間を意識して行動

私の担当工程は二交替制で、交替の合間に機械が一度停止するタイミングがあります。そのため、機械を再び稼働させるための立ち上げ作業から、私の1日の業務が始まります。

立ち上げ作業では、チョコレートソースなどの材料が正しく充填されるかなど、機械の動作を確認。トラブルがあった場合にも、生産開始時刻に間に合うように調整しなければいけないので、対応力が身につきました。

不明点がある場合には、すぐに先輩社員に相談するようにしています。

工場では時間での区切りがあるので、わからないまま悩んでいると、タイムロスになります。経験したことのないトラブルが発生した場合には、これからも直接先輩社員に相談していきたいと思います。

仕事とプライベートのバランス

工場ラインでの幅広い活躍を目指して、資格取得に挑戦したい

私の担当工程は、交替勤務制ではありますが、原則土日が休日。家族とも休みが合わせやすい点がうれしいです。

育児休暇を取られた先輩社員の姿も見ているので、ライフイベントと両立しやすいと感じています。また、自主保全士やボイラー技師などの資格、フォークリフト免許の取得の際に会社から補助があり、個人のスキルアップも支援してもらえます。

私も実務で知識をつけながら、資格取得を目指しています。特に、学生の時に学んだ電気・制御や情報系の分野にも関心があるので、電気工事士の資格に挑戦してみたいと思っています。

その他にも、品質管理検定などを取得し、「ジャイアントコーン」以外のラインでも活躍できるよう、能力を伸ばしていきたいです。

これからの仕事への意気込み

同じ職場で頑張る同期の存在が大きな支えに

どんどん仕事を覚えていくうちに、自分一人で担当業務ができるようになったタイミングがありました。そのときの達成感が、仕事を続けていく上での自信につながっていると思います。

そこに至るまでには、同期の存在が私の中で大きな支えになりました。年齢や担当業務は異なりますが、高専卒と大卒の二人の同期がいます。そんな二人が頑張っている姿を見たり、一緒に仕事の話をしたりすることが、自分が奮起する大切なきっかけに。仕事でミスをした時や悩んだ時にも、同期に相談できるので助かっています。

工場勤務はコミュニケーションが取りづらいというイメージがあるかもしれませんが、実際には同期や先輩社員に気軽に相談できる環境です。

後輩たちへのメッセージ

好きなものの背景を想像することが、就職のきっかけに

自分の好みに関係する仕事や、興味が持てる仕事を選んだ方が、やはり入社後に長く続けられると思います。

そのため、まずはやってみたいと思った仕事に、一度チャレンジしてみるのがおすすめ。

私の場合だと、普段から食べているアイスクリームが、どうやって作られているのか気になったことが、就職のきっかけになりました。どんな商品でも、それを作っている人がいて、そこに仕事があると考え始めると、自分が働く姿のイメージが湧きやすいはずです。

初めのうちは仕事を覚えるのが大変で、諦めそうになることもあるかもしれません。質問しやすい新人の時にこそ、どんどん先輩社員にアドバイスを受けて、自分一人で悩まないことが大切です。

（グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社 茨城工場）