Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

未経験でもチャレンジできる養豚の仕事に惹かれて

私は水戸市の出身ですが、プライベートの都合により常陸大宮市内で就職先を探していました。

求人サイトやハローワークを中心に体を動かす仕事を探していたところ、当社の求人を発見。求人票には未経験者も可能と書かれており、豚と触れ合える仕事は珍しいし面白そうだと感じ、未経験でも挑戦できるのならと思い切って入社を志望しました。

当社には、入社前に体験制度があります。その制度を使い、私は3日間仕事を体験。初めての職場でも、実際に丸山牧場での業務を経験したことで、仕事の流れをあらかじめ把握でき、不安も解消されました。また、入社できるかどうかが分からない体験期間中にも関わらず、社員の皆さんが温かく迎え入れてくれたことも入社したいと強く思ったきっかけです。

毎日の仕事について

些細な変化にも気が付き対応する、責任感のある業務

朝夕2回の豚舎巡回や豚の出荷、体重測定、豚舎の清掃・整備など、豚の飼育管理に関する業務全般を行っています。

入社した当初は、豚の大きさに驚いたのと同時に、豚の習性を理解しておらず、思うように指定の場所に誘導することができずにとても苦労をしました。先輩の豚の扱い方をよく観察して、真似をすることから始めましたが、分からない部分は都度質問しながら徐々に覚えていきました。

豚はデリケートで病気にもかかりやすいため、些細な体調の変化も見逃せません。先輩たちに比べると、まだまだその変化に素早く気づけないこともありますが、アドバイスをもらいながら一生懸命に取り組んでいます。

仕事とプライベートのバランス

責任感を持って働きながら、休日は趣味を楽しむ

豚の飼育管理をするため、月8日休日のシフト制。希望休暇はもちろんのこと、予定があれば有給も申請できるので、休日は妻とドライブに出かけたり、好きなアーティストのライブに行ったりして、リフレッシュしています。

社員同士で融通し合いながら休みがとれるのも、日々密なコミュニケーションがとれているからだと思います。また、アルバイトをしていたときは、ある程度稼げればという感覚だったのが、正社員として入社したことに加えて、生き物を扱う業務を行っているということから、責任感も生まれました。愛情をもって育てた豚が出荷の日を迎えると寂しい気持ちになります。ですが、食卓を支える大切な仕事と思うと、これからも頑張ろうというやる気につながります。

これからの仕事への意気込み

正確さを極めて、豚を扱うエキスパートになる

未経験でも挑戦できる環境があったことや、先輩社員が優しく教えてくれたからこそ、仕事を続けてこられました。生き物相手の仕事なので上手くいかないこともたくさんありますが、豚を観察しながらその扱い方を模索していくことに、楽しさも感じています。

実は、豚は汗をかけず、体温調整ができないので、季節に合わせた豚舎の温度管理が大切。また、出荷に向けて、豚の体を大きく、なおかつ基準の体重からのブレを小さくしていかなければなりません。なので、ちょっと神経質な性格のほうが、この仕事に合っているかもしれません。

先輩たちは、豚を一目見ただけでその日の豚の状態が分かるエキスパート。先輩から多くの学びを吸収して、私も豚のコンディションが一目で分かるような生産者になりたいと思っています。

後輩たちへのメッセージ

最初の一歩を踏み出すことで、自分に合う会社が自ずと見つかる

気になる仕事を見つけたら、迷わずに最初の一歩を踏み出すことをおすすめします。

インターネットにある情報や求人票を見ただけでは、自分に合っている仕事かどうか分からないのが正直なところ。実際に会社説明会に参加してみたり、当社のように体験制度がある場合は体験してみたりして、自分の肌で感じることが大切だと思います。訪問や体験を通じて、自分のイメージと違うなと感じたのであれば、改めて他の仕事を探せばいいと思います。

未経験なことは誰もが不安になって当たり前。まずはあまり深く考えることなく、チャレンジしてみてください。失敗を恐れずに最初の一歩を踏み出す勇気さえあれば、必ず皆さんに合う仕事が見つかると思います。

（株式会社ヒラノ 丸山牧場）