Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

自宅からの通いやすさと、社員の「一生懸命働く姿」に魅力を感じた

まずは通勤のしやすさに重点を置いて、就職活動を行いました。

情報技術科の高校出身というのもあって、当社が電子部品を製造するフィルムコンデンサの専業メーカーという特徴にも興味を持ちました。この会社で働くイメージを掴むため、入社前に見学させてもらったとき、社員の方が一生懸命仕事と向き合う姿に心惹かれ、入社したい気持ちがより一層高まりました。

また、高校の授業で溶接を体験し、面白さを感じたことも入社の決め手です。当社の部品は、車や新幹線など身近な場面で使用されているので、自分の仕事が皆さんの生活を支えていると実感できるのも、魅力の一つです。

毎日の仕事について

トラブルが起きた理由を考えてから、次に進むこと

電子機器に使用される重要な電子部品の溶接を担当。溶接機を稼働させ、部品の幅と大きさに合わせて、溶接機のネジの締まり具合や高さを調整しています。

まだ完全に機械の稼働と調整の感覚を掴み切れていないので、実際に動かしながら細かな感覚を体に染み込ませている段階です。

稼働上の注意点を重点的にメモし、分からない場合はメモを読み返して対応。正しく機械が稼働しない時には、まずは自分でその原因を考え、それでも解決しない場合は、同じ溶接担当の先輩に相談しています。丁寧に教えてもらえるので、安心して業務に取り組めています。

仕事をする上で、分からないことを分からないままにしないようにするのが大切だと思っています。

仕事とプライベートのバランス

休日の楽しみは、趣味のコミュニティに参加すること

勤務体制は、平日5日間固定制で、土日が休み。社会人になり、アルバイト以上の収入を得られるようになったのは大きな変化です。

学生のときより収入も支出も増えたので、日々、家計簿でお金の管理をしています。その甲斐あって、趣味にお金を使いながらも、自分なりに工夫しながら、将来のために少しずつ貯金できています。

最近の趣味はサバイバルゲームです。プレイできる施設が近隣にあり、土日に開催されるときは、ほとんど全てのイベントに参加しています。同じ趣味を持つ仲間との交流が多く、仕事以外のコミュニティがあることも大きな楽しみになっています。

また、イベントが無いときは、自宅でアクション系の映画を見て過ごすのが好きです。

これからの仕事への意気込み

「教え」を胸に、一歩ずつ前身

先輩からの教えが日々の自分を支えています。それは「ひとまず今日を頑張ってやり抜く。それを明日も続けられるようにする」ということ。

高校時代のアルバイト以上に、就職して働くことには責任も伴うので、不安も感じていました。そのため、一気に1年間頑張ろうとするのではなく、自分の中で徐々に「頑張る日数」を増やしていくよう、徐々にハードルをあげていくことで、仕事を続けられているのだと思います。

業務については、先輩と比べると部品の交換や調節にまだまだ時間がかかっていると感じています。直近の目標は、先輩のように無駄なくスムーズに、そして手際よく、溶接をしていきたいです。

後輩たちへのメッセージ

信頼できる大人に相談して、不安を解消しよう

まずは、就職に対する悩みをそのままにしないこと。そして、すでに社会人として働く、相談しやすい大人に意見や経験談を聞くことが大切です。

そうすることで、就職への不安も解消され、自分に合った仕事や会社に自然と出会えるのではないでしょうか。

私の場合は、就職先を探す際に、両親や高校の担任の先生といった、信頼できる大人に相談できたことが一番良かったです。自分一人だったら、悩みや不安な気持ちを抱えたまま、就職活動をしていたはずです。

特に高校では、面接練習を何度もしてもらうなど、サポートが非常に手厚かったです。その際に具体的なアドバイスをもらえたことで、落ち着いて面接に臨むこともできました。入社面接の本番では、やはり少し緊張はしていたものの、働きたい気持ちを素直に伝えられたと思います。

（株式会社タイツウ 茨城大宮工場）