Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

自分に合った環境で、長年の希望だった介護に関わる

実は、学生時代から介護職に就きたいと考えていましたが、資格を持っていないので、就職はずっと諦めていました。仕事のイメージとしても、入所者様の命を預かる難しい仕事なので、ハードルが高く感じていました。

しかし、家族の介助を経験してから、やはり介護に関わりたいという思いが再燃。ハローワークで来夢の杜を紹介してもらって応募しました。

来夢の杜は、資格がなくても始められる現場で、かつ少人数のグループホーム。初めての介護職ですが、じっくりと利用者様に向き合える場です。

私の性格としても、大勢の人と話すのがあまり得意ではないので、少人数制のグループホームが働きやすそうだと思い、入社の決め手になりました。

毎日の仕事について

心強い先輩と共に 臨機応変な対応が求められる現場に立つ

現在は、主に食事の介助、排泄介助、入浴介助などを担当しています。

入職してから3か月が経ち、徐々に仕事に慣れてきました。ただ、周りの状況を見ながら業務を進め、臨機応変に対応するのはまだまだ難しいところ。

例えば、食事介助の際には、私が食事の準備をしている間にも、周りの入所者様へのサポートを同時に行う必要があります。

私が手こずっているときには、先輩が上手く対応してアドバイスしてくれるので、とてもありがたいです。

コミュニケーションをとるのがあまり得意でない私でも、みなさんの温かいサポートのおかげで、積極的に仕事を学べています。実際の業務でも少しずつ上達できていると感じています。

仕事とプライベートのバランス

まずは食事と睡眠を大事に、今後のスキルアップも目指す

体を動かす仕事なので、まずは体力をつけるためにも、帰宅後は食事を摂って、十分な睡眠時間を確保するように心がけています。そして次の出勤に備えてしっかりリフレッシュ。

休みの日は、お菓子を食べたりゲームをしたり、自分の好きなことをして静かに過ごすのが好きです。

また、図書館に行って介護関係の本を読むこともあります。介護職を始めたばかりなので、入門書で勉強しながら、仕事に関する知識を少しずつ身につけています。

今後は、より専門性の高い業務ができるようになりたいので、出勤以外の時にもスキルアップのために勉強を進めています。現場で学んだことを、改めて書籍で学ぶことで自分の経験が生きている感じもあります。

これからの仕事への意気込み

先回りして利用者様のご要望に応えられるように

経験豊富な先輩のみなさんは、利用者様が直接、要望を口に出す前に、求めていることを感じ取って対応されています。

利用者様の性格によっては、困り事や悩みがあっても、気を遣ってスタッフに声をかけるのをためらってしまう方もいると思います。だからこそ、どんな利用者様でも、来夢の杜で快適に過ごせるように、広い視野を持って先回りで行動することが大切だと思います。

今後、自信を持って仕事ができるようになったら、私も周りの状況を見て、率先して行動できるようになりたいです。そのためには、こつこつと知識や経験も深めたいと考えています。利用者様のご要望に応じてさっと対応できる先輩は、憧れの姿です。

後輩たちへのメッセージ

不安があっても、やりたい仕事を諦めないで

業務の中で失敗を重ねてしまうと、もしかしたら自分には向いていないのかもしれないと自信をなくすこともありました。

しかし、以前からの希望だった介護職だからこそ、簡単に諦めたくないという強い気持ちで、日々挑戦しています。それは、学生時代に一度、介護職を諦めてしまった後悔があるからです。

みなさんにも、心からやりたいと思った仕事に対しては、決して諦めず、とことんやってみることをおすすめします。

実際に働いてみると、先輩のみなさんは、忙しくても手を止めて、私の質問に耳を傾けて丁寧に仕事を教えてくれる方ばかり。就職前に抱えていた様々な不安も、周りのサポートによって徐々に薄れていくはずです。

（社会福祉法人幸清会グループホーム来夢の杜大宮）