Storyストーリー

この仕事をはじめたきっかけ

祖母の病気がきっかけで、介護福祉士を目指す

介護福祉士を志したきっかけは、私が高校生のときに、大好きな祖母が病気になったこと。

祖母の介助をする方たちの姿を見たことで、将来は高齢者のサポートをする仕事がしたいと思うようになりました。

そして高校卒業後は、介護福祉士として就職するために、介護福祉学科のある専門学校へ入学。専門学校の実習では、デイサービスや小規模多機能型居宅介護事業所など、複数の施設で介護現場を体験させてもらいました。

そのときの経験から多角的に利用者様をサポートしたいという思いが芽生えました。介護だけでなく、リハビリ職や看護職など多職種と一緒にケアにかかわれる大宮フロイデハイムへ配属となりました。

毎日の仕事について

対応パターンを考えて一人ひとりに合った適切な介助を

介護福祉士として利用者様の食事介助や排泄介助、入浴介助など日常生活の支援をしています。

入職したばかりのころは、ベッドから車椅子などへ利用者様の身体を移す移乗介助が難しいと感じていました。専門学校で習ったことと、実際に利用者様の身体を支えて介助するのとでは、力の入れ方や支え方など人によって異なるからです。

実務を経験する中で課題だと感じた部分については、先輩が的確なアドバイスをくれるので、安心して業務に取り組めています。

利用者様から呼ばれて対応している間にも、他の方に呼ばれることもあるなど、臨機応変な判断が必要です。そのため、あらかじめ利用者様お一人ずつ身体状態を把握することや、チームで連携して対応するなど、考えながら業務にあたっています。

仕事とプライベートのバランス

自分の時間を大切にしながらやりがいをもって働く

シフトが入っていない休日は、友人とご飯を食べに行ったり、犬の散歩をしたりしながら過ごしています。家族や友人とたわいもない話を楽しむ時間が良い気分転換になっています。

学生のころは運動がそこまで得意ではありませんでしたが、介護福祉士として働き始めてからは、以前より体力がついたと感じています。そのおかげもあって、休みの日もアクティブに楽しんでいます。周りの先輩方を見ていても、休日は自分の時間を過ごして、しっかりとリフレッシュしている印象です。

オンとオフのバランスがしっかりとれる環境なので、私も自分の時間を大切にできています。これからも休日と出勤日のメリハリを持って、しっかり働いていきたいです。

これからの仕事への意気込み

利用者様に安心してもらえる、先輩のような介護福祉士になりたい

業務についていくのが精一杯だった新人の頃は、教育係の先輩が優しく声をかけてくれたのが励みになっていました。

私が仕事を覚えられるよう、暖かく見守り、応援してもらった分、今では少しでも先輩の力になりたいと思っています。そのために、施設内で行われる勉強会に参加し、介護の基礎知識を勉強し直しているところです。

また、先輩のように、どんな時でも優しい声掛けができる介護福祉士になりたいと思っています。先輩が声を掛けると、不安になっている利用者様でも、すぐに落ち着いてもらえる様子を見てきました。先輩のこれまでの経験や知識があるからこそ、利用者様にも安心いただけているのだと思います。私もそんな介護福祉士を目指して、これからも努力していきたいです。

後輩たちへのメッセージ

興味のある業界を調べてみると働くイメージも湧いてくる

介護福祉士としてのやりがいは、身体介助後に利用者様の笑顔が見られること。親しみを込めて「飯村さん」と名前で呼んでくださる利用者様もいます。

私の介護が役に立っているという自信にもつながり介護福祉士を続けてきて良かったと感じる場面の一つです。

また、大宮フロイデハイムには介護職員以外に、看護職員やリハビリ職員などもいるので、多職種で連携しながらチームで仕事ができるのも、この仕事ならではの魅力だと思います。

私が介護福祉士を目指したきっかけは祖母の介護でしたが、高校生の頃からインターネットで情報を収集したり、介護業界で働いている知り合いに話を聞いたりするなどして、仕事のイメージを膨らませていました。

まずは、興味のあることや好きだと感じることを調べてみると良いと思います。ぜひ一歩踏み出して、自分に合った仕事を見つけてみてください。

（医療法人博仁会 介護老人保健施設 大宮フロイデハイム）